愛する家族を亡くす。
死は時として突然に訪れ、愛する家族を奪い去って行きます。
そんな時、遺された人間の心の内は、嵐の中の小船にも等しく、感情の波に翻弄され混乱を来たしているであろうことは想像に難しくありません。
これからどうすればいい?
それは愛する者を失ってからも続いていく日常に対しての漠然とした不安であり、孤独感でもあると思います。
しかし、まず優先すべき事柄は、亡くなった家族を手厚く葬るという現実です。
葬儀を執り行ったからといって、悲しみがすべて癒されるわけではありません。
私たちは葬儀を、長い時間をかけて、死を受け入れていく準備をする為の入り口の儀式であると考えます。
亡くなった方を通して、私たちにご縁が生まれる。
そのご縁を私たちは大切にいたします。
大それたことは何もできません。
私たちにできることは、遺されたご家族皆様のお話に耳を傾け、亡くなられた方の面影をより偲ぶことができる葬儀をご提案させて頂くこと。
死という圧倒的で絶対的な現実を少しずつでも受け入れていく心のご準備のお手伝いをさせて頂くこと。
悲しみの中の一瞬の笑顔。
それが私たちの目指すものです。
不謹慎に思われるかもしれませんが、嵐の中の一筋の光、そんな思いを私たちは抱きます。
私共、ゆうあいホールは、2006年9月神戸市北区に誕生いたしました。
緑の多いこの地での開業は私共の当初よりの希望でもありました。
四季の移ろいを鮮やかに映す自然に恵まれた環境のもと、ゆうあいホールは地域の皆様に愛される葬祭会館としての役割を担って参ります。
死についてまじめに考えていきたい。
誰もが不安に思う死を、もっと身近に考えていけるよう私たちは努力致します。
葬儀を通じ、又、様々なイベントを通じて地域の皆様方との心の交流を図り、お亡くなりになったご家族を安心してお任せ頂ける葬儀社として日々精進してまいります。
笑顔の生まれる葬儀を目指して。
ゆうあいホール スタッフ一同